山懐に抱かれて
スケールの大きな仕事ができる充実感
現場監督だった父の姿に憧れ、大学の建築学科に進学。就職を考える始めたとき、就職課の先生に勧められたのが山藤組でした。道路や河川など大規模な公共工事を得意としていると聞き、興味を持ちました。決め手になったのは、当社の現場見学で当時携わっていたダムの建設現場。とにかくスケールの大きさに圧倒されました。しかも、仕事場が山に囲まれた豊かな環境の中なんて最高! と心が躍りました。父に話すと「簡単な仕事じゃないぞ」と言われましたが、私の中では大きな仕事に携われること、大好きな山の中で、山だけでなく下流の町にもつながる仕事をする魅力の方が勝ったのです。決意を伝えると「やるなら覚悟を持ってやれ」と背中を押してくれました。
初めて現場を任されたのは、山の道路脇にある擁壁の工事。小さな現場でしたが、うれしかったですね。現場が違えば、やることも変わります。工事課の社員や職人さんと、毎日相談を重ねながら仕事を進めました。3カ月後、無事に仕上がったときの喜びは、今でも忘れられません。
今、抱えている現場は、川の中にある土砂災害を防止する施設。当社が最も得意とする分野の仕事です。上流から土砂が流れてきたときに、これらを食い止め、下流の町に被害が出るのを防ぐ社会的な責任も大きな施設です。ここで、施工と監理に携わっています。主な仕事は、工程、安全、原価の管理。大規模な工事で、工期も長いので関わるスタッフも膨大だし、同じ仕事をしている会社が同時に複数社も携わることがあります。そんなときは、他社との工程の調整や、協力も必要になってきます。仕事をするうえで、最も大切にしているのは、コミュニケーションです。立場に関係なく「言える」雰囲気を作るよう心掛けています。責任に比例してプレッシャーも大きくなってきますが、その分、成し遂げられたときの達成感はひとしおです。
当社は、創業100年の歴史と伝統ある会社ですが、業界に先駆けてドローン、ICT、レーザースキャナーなど最先端の技術を導入しています。このあたりは若い社員の方が、飲み込みが早く、活躍しています。建設業ではありますが、情報系の学部出身者も力を発揮できるフィールドが広がっています。ITに興味がある人もぜひ応募してほしいですね。
1日のスケジュール
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- AM8:00
- 起床
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- PM12:00
- 昼食
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- PM1:00
- 子どもと近くの公園へ
時には、家族や友人と自宅でBBQ
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- PM6:00
- 夕食後は子どもと入浴
そのまま一緒に寝てしまうことも