第5回 現場だより(西鹿田JV工事)
工事係の関口です。どうぞよろしくお願いします。
初夏のさわやかな風が心地よい季節になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
現在、私はみどり市笠懸町で「西鹿田グリーンパーク公園整備工事」という、公園とサッカー場の整備工事の現場を担当しています。この工事は、(株)山藤組、貴船工業(株)、(株)阿左美建設工業の3社がチーム(共同企業体=JV)を組んで行っています。
現場では今、約7万5千立方メートル(25メートルプール約200杯分)の土を削ったり(切土)、運んだり、盛ったり(盛土)する作業を続けています。道路とつながる階段の工事は、手すりの設置を残すのみとなり、メイングラウンド(サッカー場)の南東側に作っているコンクリートの壁(重力式擁壁)も、コンクリートを流し込む作業が完了しました。
土の運搬や盛土作業は、鉄板を敷いたり、ぬかるみでも走れるクローラダンプという特殊な車両を使うなどして、なんとか進められています。ただ、雨の日などは作業がとても大変になります。
今後は、引き続き土を使った工事を行いながら、雨水を流すための大きなコンクリートの箱(BOXカルバート)を地中に埋める作業も並行して行っていきます。その後、土に改良を加えたり、公園の東側に雨水を流すための排水設備や調整池(大雨のときに一時的に水をためる場所)なども整備する予定です。
また、公園内の建物工事については、(株)阿左美建設工業さんが担当されることになっており、夏以降はお互いに予定を調整しながら進めていくことになります。他の工事関係者や発注者の方々ともコミュニケーションをしっかり取りながら、安全でスムーズな工事を心がけていきたいと思っています。
今月から梅雨入りとなり、雨の日が増えると予想されます。現場は雨が降ると足元がぬかるんで滑りやすくなるため、作業員や重機が転倒しないよう十分注意して進めていきます。また、6月は「全国安全週間」の準備期間でもあるので、いつも以上に安全に気を配りながら作業を進めていきたいと思います。

